創立100周年記念 | 旭コンクリート工業株式会社

旭コンクリート工業株式会社
創立100周年記念

MESSAGE

当社は、2023年(令和5年)11月14日で創立100周年を迎えることができました。
コンクリート製品業界のパイオニアとして、各種コンクリート製品のJIS認可やプレストレスト技術を活用した製品の製造を手掛け、特に主力製品のPCボックスカルバートの普及への取り組みでは多くの2次製品メーカーに技術信託を行い、業界の発展とともに社会資本整備に貢献してまいりました。
今日まで当社がこのように発展し、創立100周年を迎えることができたのは、お客様、株主の皆様、各地域の関係各位のご支援、そして諸先輩が幾多の困難を乗り越えて築き上げた努力の賜物です。
当社は「コンクリート製品により、国土の保全と強靭化に寄与する」をミッションに、販売・生産の両部門が1体となって顧客の声に迅速・的確にこたえられる体制の構築を進め、2次製品メーカーとして技術へのこだわりを持って新製品・新工法の開発・実用化、既存製品・工法の品7向上などに取り組んでおります。
昨今のエネルギー転換・脱炭素化に向けた政策には、他社に先駆けてボックスカルバート設置時のCO₂排出量を削減できるECO―C・L工法(バッテリーで作動する製品搬送据付台車)の提供に取り組んでおり、カーボンニュートラル実現に向けて、次世代コンクリートの普及に向けた研究会等に3画し、脱炭素化製品の開発・普及など社会的な要請による新たな課題に対応しています。
これまで培った長年の経験に加え、永年蓄積された技術力、多くの知的財産をフルに活用し、安全・安心な国土の整備に携わり、企業としての社会的責任を果たし、全社員が希望を持てる会社を築くことを目指して企業価値を高めるとともに、持続可能な社会の実現に貢献します。関係各位におかれましては、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
また、創立100周年を祝して、社史「100年の歩み」の発刊しました。その中から一部紹介いたします。

セメント新聞

旭コンクリート工業
100周年記念特集より

旭コンクリート工業は、1923年11月に創立して今年で100周年を迎えた。
コンクリート製品業界のパイオニアとして、鉄筋コンクリート管のJIS認可やプレストレストコンクリート製品の製造を手掛け、とくに主力製品のボックスカルバートは多くのメーカーに技術信託を行い、日本PCボックスカルバート製品協会の設立につながっている。同社は「コンクリート製品により、国土の保全と強靭化に寄与する」をミッションに、販売・生産の両部門が一体となって顧客の声に迅速・的確にこたえられる体制の構築を進め、メーカーとして技術へのこだわりを持って新製品・新工法の開発・実用化、既存製品・工法の品質向上などに取り組んでいる。本特集では狩野堅太郎社長に同社の強みと今後の戦略を伺うとともに、澤山勝専務と岸秀樹部長に管理面、技術面での課題と方針を聞き、次の100年を展望する。