特長
地下軌道および地下道路内では、車両走行時に必要な照明のための電線類や、通信用、監視用のケーブルを収納する電ラントラフが設置させており、従来は鉄筋コンクリート製、FRP製またはレジンコンクリート製のものが使用されていました。
当社は、施工性、安全性、耐久性、耐火性に優れたダクタル(超高強度繊維補強コンクリート)製の電ラントラフを開発しました。
- 薄肉・軽量化ダクタルの使用により薄肉化が図れ、電ラントラフの軽量化が図れます。
- 施工性の向上軽量化により、長尺化が図れ、地下軌道内、地下道路内での施工性が向上して、工期の大幅な短縮が図れます。
- 水密性、遮塩性ダクタルの緻密性によって優れた水密性、遮塩性が付与され、凍結融解や塩害の恐れのある過酷な条件に対しても、優れた耐久性を発揮します。
- 耐火性地下軌道および地下道路内で火災が発生した場合、FRP製やレジンコンクリート製の電ラントラフは樹脂が軟化したり燃焼するなどの問題がありましたが、ダクタル製電ラントラフは耐火性にも優れています。
電ラントラフ本体と蓋組立状況
電ラントラフ本体ストック状況
蓋ストック状況