2009年(平成21年)年頭所感
新年あけましておめでとうございます。
平成21年(2009年)の年頭に当たり、従業員各位を始め、御家族の皆様におかれましては新たな希望を胸に、新年をお迎えになられたことと、お慶び申し上げます。併せて関係各位の皆様には、本年もご隆盛と御多幸を心よりお祈り申し上げ、皆々様の一層のご繁栄を深く祈念する次第です。
さて、昨年は北京オリンピック以降、世界の経済が大きく動きました。ご承知のようにサブプライムローン問題で端を発した100年に一度と言われるアメリカ発の金融危機が、あっと言う間に世界を駆け巡り、世界全体の実体経済に暗い陰を落としています。今年は、これらの情勢と、どう立ち向かっていくかが問われる年であろうかと思います。国内では輸出産業を軸に大きな打撃が顕著に表れ、先の見えない非常に厳しい年初めを迎えました。この時こそ政治がしっかりし、日本国を引っ張らなければならないのです。その為には我々国民一人一人が真摯に将来に備え、政治経済に取り組む覚悟が必要ではないでしょうか。
このような状況下で当業界は依然として厳しさが続くものと覚悟しなければなりませんが、建設関連業界だけが不況続きだと甘えた考えは通用しません、もうこれが当たり前なのです。これからは色々の変化、判断が待ち受けていると思いますが、全従業員が会社を愛し、知恵を出し、一致団結をし、この難局を乗り越え、我が社は必ず明るい年にするのだと確信を持って前に進もうではありませんか!!
経営指針
経営理念
- 「誠意をもって、社会の安全・安心な環境整備に貢献し、株主、従業員及び家族の幸せを追求する」
- 「最高の技術をもって社会に奉仕する」
社是
- 信用第一
社針
- 質の伴った量の拡大
経営方針
- 企業の成長=(技術+品質+コスト)×販売力
- CSR重視の経営を目指す。
- 安全・安心で良質な製品を提供する。
- 三位一体の改革改善にて、たえず活性化を計り継続的な利益を追求する。
- 組織力」「技術力」の充実を計り、旭独自技術の入った商品開発を迅速化する。
- 仕事に対する“情熱”“執念”“熱意”“気力”を持ち、新しい仕事にチャレンジする。
- “企業は数字なり”を基に成果は数字で表す。
『リーバース3』中期経営3ケ年計画 〔2007.4(第128期)~2010.3(第130期)〕
目標
- 会社の発展と、株主へ安定した配当を持続できる利益を追求し、従業員の幸せな生活向上を実現させる。
方針
- 営業力の強化・充実、を速やかに計自社売り上げの安定増強を計る。
- トータルコストの視点から構造改革に取り組み、工場の集約化、販売拠点の見直しを基本とした合理化に取り組む。
- 旭独自技術開発商品1~2品目は必ず育成し利益も含め将来の主力製品に育てる基盤を作る。
- 異業種との連携を計り、新規事業への開拓を具体化し、開発投資も含め、企業拡大を図る。
今年は「リーバース3」方針の4項目の仕上げが結果に繋がる年である。
今、自社売上の安定増強が最大テーマです、リーダーシップを発揮し営業販売部が先頭に立って引っ張って下さい。
次に、昨年も申し述べましたが
「企業の社会的責任即ちCSR」
- 安全で良質な製品の提供
- 企業倫理の順守
- 法令順守
- 環境に対する責任
- 社会貢献と責任
「企業は人なり(人材)、企業は数字なり」
「三位一体を基本として販売部が会社を引っ張る」
「旭独自技術の入った商品開発を磨く」
を思い起こして頑張って下さい。
以上年頭に当り所感を申し述べました。
まずは皆様の”情熱”"執念”"熱意”"気力”が会社発展の支えであります、この難局を乗り越え、「リーバース3」の達成を願うと共に、新しい年を迎え、皆様方のご健康と安全、並びに御家族の御多幸を祈念して私の年頭の挨拶と致します。
旭コンクリート工業株式会社
平成21年1月5日